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LinkStation データ復旧

2016.2.18

スピード復旧成功しました★★★★★

成功事例28 突然認識しなくなったLinkStation(LS-WX4.0TL/R1J)からデータの復旧に成功

三重県・法人様(製造業)

機器/メーカー/型番/モデル/HDD構成
  • LinkStation/Buffalo
  • LS-WX4.0TL/R1J
  • 2TB×4台構成 RAID
復旧成功までの時間
診断時間/復旧期間 30分/2時間

お客様からの症状

前日まで正常に動いていたBuffalo製LinkStation(LS-WX4.0TL/R1J)が突然認識しなくなってしまいました。RAID1でミラーリングしているつもりだったので一方ずつを外付けハードディスクのカバーを付けて認識を試みましたがいずれも認識されませんでした。週末には必要で、作り直しのきかないデータだったため急いで問い合わせをし、すぐに店頭に持ち込みました。

診断内容

Buffalo製LinkStation(LS-WX4.0TL/R1J)内のハードディスク2台をそれぞれ専門機材にて診断をしたところ、2番ハードディスクにて正常に読み込めない領域(不良セクタ)を確認しました。そこで1番ハードディスクの情報を解析したところ、ミラーリングの設定がされていないことが発覚しました。結果RAID1のため2本とものハードディスクの情報が必要でしたので、物理障害のあった2番ハードディスクの情報を専門機材にて正常なハードディスクに磁気転写作業を行い、作成したクローンハードディスクを用いてデータの復旧を試みました。

復旧結果

Buffalo製LinkStation(LS-WX4.0TL/R1J)から90%以上のデータ復旧に成功。

専門スタッフの対応・コメント

2番ハードディスクの磁気転写作業において、電流や読み込み速度を調整・制御することにより不良セクタの穴埋めに成功、全て正常に磁気情報をクローンハードディスクに転写することができました。その結果、RAID0を組み直してデータの抽出を行うことができました。お客様にはその日中にデータのお渡しが出来、大変ご満足いただけました。この様なRAID機器というのはRAID1(ミラーリング)モデルでも初期設定ではRAID0になっていることが多々あります。こういう機器を運用される場合は設定をよくご確認いただいた上で使われることをおすすめいたします。また、もし万が一同じ様な状況が発生してしまった場合には症状悪化の恐れがありますのでご自身で無理な復旧は試されず、まずは弊社までお問い合わせください。

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